播磨科学公園都市

SPring-8(Super Photon ring-8Gev)
SACLA(SPring-8 Angstron Compact Free Electron Laser)

http://www.spring8.or.jp/en/
http://xfel.riken.jp/eng/

SPring-8
SPring-8

SPring-8は1997年10月に世界最高性能の第3世代大型放射光施設として共用を開始しました。SPring-8の超高輝度放射光により原子レベルでの物質の構造解析が可能となり、材料科学や地球科学、生命科学、環境科学、医学などの様々な分野で、学術研究利用や産業利用が進められ、優れた研究成果をあげています。また、2012年3月には、SPring-8に隣接する形で、「国家基幹技術」の1つであるX線自由電子レーザー(ⅩFEL)施設「SACLA」が共用を開始しました。放射光とXFELという2つの異なる最先端の光源を利用した実験が可能なのは、世界で唯一、播磨科学公園都市だけです。また、SPring-8を100倍以上の輝度となる第4世代放射光施設にアップグレードさせる計画(SPring-8-Ⅱ)が進行中で、将来にわたって社会の持続的発展を支え続ける研究基盤施設として期待されています。

SPring-8の研究成果例

・地球科学分野:マントル最深部の主要構成物質の解析
・生命科学分野:光合成の基となるタンパク質の発見
・環境科学分野:生体試料中の環境汚染微量元素の分析

基礎研究から産業利用、日用品から宇宙まで、幅広い分野で利用されています。また、SPring-8やSACLAでの研究はエネルギー問題等の社会課題解決にも貢献しています。

SPring-8のキャンパス

SPring-8は、兵庫県の南西部に位置する播磨科学公園都市にあり、SPring-8、SACLAの他、関連研究施設や研究をサポートする施設等から構成されています。

SPring-8へのアクセス