先端医療技術の研究開発機関や医療機関・関連企業等の施設が、神戸ポートアイランドに立地し、神戸医療産業都市を形成しています。
基礎から臨床応用までの橋渡し研究を行う「先端医療センター」や、発生生物学や再生医療の世界的な研究機関である「理化学研究所 多細胞システム形成研究センダー」、ヒトの体内の分子を観察し創薬や疾患診断の技術開発を推進する「理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター」、産学連携拠点として開設された「理化学研究所 融合連携イノベーション推進棟」などが整備されております。また、2017年12月には「神戸アイセンター」が開設し、再生医療分野を中心とした世界最先端の基礎研究、臨床応用、治療、生活支援までトータルで対応する全国初の施設となっています。さらに、2021年3月からスーパーコンピュータ「富岳」の共用が開始され、スパコンの産業利用の支援も行われています。また、バイオに特化したレンタルラボ「神戸バイオメディカル創造センター」や、製薬関連企業・創薬べンチャー向けの細胞培養に適したレンタルラボを用意している「神戸医療イノベーションセンター」、医療機器分野における新事業の創出を促進するレンタルラボ・オフィス「戸医療機器開発センター」などが整備され、382社・団体(2022年1月31日現在)の医療関連企業の集積が進み、日本最大級のバイオメディカルクラスターに成長しています。