エリアデータ

物流インフラ

交通・物流の要衝

 兵庫県は、わが国の重要な生産・消費拠点であると同時に、交通・物流の要衝になっています。
 兵庫県南部から大阪府にかけての臨海部は、関西圏で最も物流インフラが充実した地域であり、国際および国内の海上、航空、鉄道、自動車の貨物輸送拠点が揃っています。
 高速道路に関しては県内一時間高速交通圏の形成をめざしており、特に名神、中国、山陽自動車道、阪神高速といった高速自動車国道など有料道路の供用延長は、北海道に次ぐ全国第2位となっています。
 鉄道輸送でも、2003年12月に神戸貨物ターミナル駅がJR山陽本線上に移転開業。従来に比べ、コンテナ輸送時間が大幅に短縮されました。
 また、兵庫県内および近隣には、神戸港、大阪国際空港、関西国際空港など日本を代表する物流拠点が整備されており、この地域への立地は日本市場のみならず、アジア地域への拠点となるとともに、輸送コストの軽減、デリバリー短縮につながります。
 2006年2月には神戸空港も開港。大阪・但馬空港と併せて、物流拠点が広がりました。